昨日の産経新聞の気を読んで
凄く良い記事なんで掲載させて頂きました
話の肖像画Q:日本で始めての「無洗米」を開発するきっかけは環境への危機感だったそうですね。
雑賀:昭和51年に奥様と紀州(和歌山)と淡路島を結ぶ紀淡海峡を旅行したとき
フェリーから見た海が汚れていることに驚いたのです。
昔は底まで見えたのに透明度はゼロ。
調べたら、和歌山市民約40万人の一日分の米の研ぎ汁に含まれている
ヌカが大型ダンプ一杯になるというんです。
海の汚染原因の一つが研ぎ汁だったわけで「何とかしたいな」と思いました。
Q:無洗米の開発は不可能といわれていたそうですが
雑賀:研ぎ汁による汚水処理がネックになりました。
そこで米の表面についている肌ヌカを同じ肌ヌカの粘着力で除去する製法
(BG製法)にたどりついたのです。
Q:そのアイデアはどこから?
雑賀:米の肌にはハチの巣のような小さい穴があいていて、粘性のあるヌカ(肌ヌカ)
が入り込んでいます。
ある日、お尻にガムがくっついていたので取ろうと思ってもはがれない。
そのとき、別のガムを押し付ければはがれるということを思い出したのです。
このとき、「同じ肌ヌカを付着させたら取れるのではないか」とひらめいたというわけです。
Q:でも、米を研ぐ日本の食文化の中で、無洗米は直ぐには受け入れられませんでしたね
雑賀:「米を研がないのは手抜きだ」としゅうとめから怒られた、という声も寄せられましたね
割高だという声もありますが、ピーナツも殻に入ったものと入ってないものとでは
値段が違うでしょ?
普通の米はヌカが入っている値段なんです。
無洗米は、水も節約できるし、実はお徳なんですよ
小生はお米・卵・オリーブオイル等々の卸・小売をしています。
無洗米は研ぎ汁が出ないので環境に優しいですね。
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